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薬思健考

第13回 10人100字1000字10000歩

投稿日:2014年10月24日

2010年の国勢調査によると65歳以上の高齢者は2924万人にのぼり、その16.4%479万人は一人暮らしです。さらのその割合は2035年には20%を超えると推計されています。また47。万人の一人暮らし高齢者の7人に一人は認知症です。高齢者の一人暮らしは、孤立による生きがいの低下をまねき孤独死の増加が予想されます。淋しい、悲しい現実がそににはあります。認知症の予防には健康食品やサプリメントよりも確実なものは運動や知的活動、コミュニケーションです。もう少し具体的にお話ししましょう。
第一に運動とストレス解消です。有酸素運動での筋力の維持とアップは動けなくなるロコモティブシンドロームいわゆる「ロコモ」の予防になります。いつまでも自分の足と意思で行動することは認知症や老人性うつ病の予防になります。孤独やストレスはうつ病の一因となるキヌレニンという物質をふやします、しかし運動により筋肉で作られる酵素KATはそのキヌレニンを解毒することが解明されています。、歩行やラジオ体操などで1日40分体を動かしましょう、脳の記憶をつかさどる海馬の萎縮を防ぎ認知症に有効です。
第二に知的活動です。最近認知症予防にはときめきがが大切
言われています。恋もいいでしょう、生きがいや趣味も大切です。絵を描いたり、植物を観賞したりそだてたり、字を書いたり本を読むことも知的活動です。ダンスや楽器の演奏も有効でると言われています。自分にあった価値あるものを見つけましょう。
第三にコミュニケーションが重要です。家族とくにお孫さんとの会話、同じ趣味の若い仲間との会話は気持ちを若くして認知症を予防します。
最後にNHKラジオ深夜便での投稿を紹介します。認知症予防の秘訣は「毎日、10人と話し、100字書いて、1000字読む、そして10000歩あるくこと」だそうです。私もできることから頑張ります。

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